マウスピース型カスタムメイド矯正装置

目次

1. マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメリット

2. マウスピース型カスタムメイド矯正装置のデメリット

4. マウスピース型カスタムメイド矯正装置の費用

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメリット①

装着していることがわかりません

透明なマウスピースのため、目立つこともなく、周囲に気付かれずに歯列矯正を行うことができます。薄く滑らかで柔らかい装置なので、違和感も少なく、話しづらさもほとんどありません。過度な力がかからないため従来型の矯正装置に比べ、比較的痛みが少ないと言われています。

また、ワイヤーやブラケットを使用していない為、口の中の粘膜に当たる痛みや刺さる痛みは無く、口内炎ができることはほとんどありません。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメリット②

お手入れが簡単

簡単に取り外しが可能なため、歯ブラシも今まで通り行え、口の中を健康な状態に保つことができます。

従来型の矯正装置のように装置にプラークが沈着することがなく、歯や歯周組織を健康に保つことができます。

また、マウスピース型カスタムメイド矯正装置は歯ブラシで簡単に洗浄することができ、とても衛生的です。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメリット③

安心の治療計画

3次元治療計画ソフトウェアを通じて、治療開始から完了に至るまでの歯の移動をコンピューター画面上で画像および動画として確認することができます。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメリット④

金属による悩みも解消

金属製のワイヤーやブラケットを使用しないため、治療期間中に装置が脱落するなどの緊急性を要することがありません。また、金属アレルギーの心配もありません。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメリット⑤

部分矯正が可能

以前、矯正治療を行った後戻り症例や程度の軽い前歯のガタガタ(叢生)を短期間に治すことができます。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のデメリット①

自己管理

ワイヤー矯正の場合、取り外しは医院で行いますが、マウスピースは患者さんご自身でかんたんに取り外すことができます。

1日20時間以上を目標にマウスピースを装着しないと歯が計画通りに移動しません。医師の指示によって異なりますが、約10日〜14日毎に新しいマウスピースを取り替えて使用することや、チューインというシリコンの棒を噛むトレーニングがあります。

取り外せる利点ではありますが状況に応じた指示を守る自己管理が必要です。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のデメリット②

アタッチメントの接着

マウスピース型カスタムメイド矯正装置では、歯に詰め物に使うプラスチックの色々な形のアタッチメントと呼ばれる出っ張りを接着します。

三次元的な歯の動きを可能にするために数個のアタッチメントの接着が必要になります。歯の色に近いのですが、飲食物によって着色が出ることがあります。

またアタッチメントが外れそのままにするとスムーズな歯の移動が起こらないことがあります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のデメリット③

リファイアメント/治療の修正・追加

治療前に分析診断を行ったのちに治療計画を立ててアライナーの作成を行いますが、治療の進行状況によってはリファイアメント(治療の修正・追加)を行う場合があります。

新たに治療費は発生しませんが、検査および印象採得(歯型とり)が必要になります。(処置料の範囲内です)

マウスピース型カスタムメイド矯正装置のデメリット④

治療できないケース

患者様の歯並びやお口の状態によっては、マウスピース型カスタムメイド矯正装置だけでは治療できないことがあります。

従来の矯正とは異なる特有の知識と経験が必要ですが、元々の矯正治療の知識がないと無理な治療計画を立てて失敗する可能性があります。

コンピューターでの治療計画シュミレーションが実際に可能なのか精査する必要があります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置では、一般的に難しいと思われる歯の動きとしては、上下顎のズレが大きい症例、歯の数が少ない症例、抜歯を伴う治療、回転した歯の修正や歯の高さを高くするなどが考えられます。そのため症状によっては、エラスティックやブラケットなどの補助矯正装置を併用する必要があります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置の費用

上下全体矯正は60~80万円です。適応は限られているのですが、軽度の場合や部分矯正は30万円前後です。

なお、通常のワイヤー治療と同じく、処置料と経過の定期検査は必要になります。

費用について、より詳しく知りたい方は初診相談を受診ください。

*マウスピース矯正装置(インビザライン)
薬機法未承認医薬品

・未承認医薬品等であること(マウスピース型矯正装置インビザラインは医薬品医療機器等法の承認を受けていない未承認医薬品です)
・入手経路(マウスピース型矯正装置インビザラインは米国アラインテクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。)
・国内の承認医薬品等の有無(国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します)
・諸外国における安全性に係る情報(マウスピース型矯正装置インビザラインは1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

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